アバンの書
休止していたサイトを再開する時には、休止の理由を書かない方が良い
- 2010-08-03 (火)

理由は5つ。
1.日付に強く関連した内容を書くと、再読性を損なうから
ブログを書く上で重要なのが、「再読性」です。
再読性とは、「何回読んでも飽きない」ということ。
ちなみに、あずまんが大王は奇跡の再読性を持っているそうです。
でも、ブログの記事の場合、あずまんが大王と違い、2回読む人はあまりいません。
なので、ここでいう「再読性」とは、
「ずっと昔に書かれた記事なのに、今読んでも違和感なく読める!内容が通用する!」
のを目指そう、ということです。
それは、「普遍性」とか「恒久性」とか呼ぶのが適当でしょうが、そこまで大げさな言葉だと直感で分かりにくいので、
全部「再読性」でまとめてしまうことにします。
この再読性を高める簡単な方法が、「記事に時事ネタを書かない」ことです。
「更新が停滞してました。再開しました。」
みたいな内容は、完全にその日の日付に関連づいた内容です。
時間が経つことで陳腐化してしまうのに、過去ログには他の記事と混じって残り続けるという邪魔な存在。
なので、こういうお知らせの類は、過去ログに残らない場所(例えば、枠外のスペース)に書くのが良いと思います。
2.私的な理由や管理人の日常を書かれても、読み手は困るから
閲覧者とやり取りが活発なブログでは、常連になるほど管理人のリアルな人となりを知っていくでしょう。
特に日記ブログは、それらの情報を知っていること前提で進んでいきますので、
プロフィールや好みを載せるのが一般的です。
日記形式ではないニュースブログや情報ブログなどでも、ちょっとした管理人プロフィールを載せている場合が多いです。
・・・これは大丈夫。
でも、そういうブログで、プライベートな文章が記事本文にまで侵食してくるのは、大丈夫じゃありません!
なぜかというと、情報ブログは大好きでも、日記ブログは大嫌いな人がいるからです。
自ら日記ブログを書いてる人は、他人の日記も楽しめる人が多い・・・。
逆に、「ブログは情報収集のため!」と割り切っている人は、日記など私的なコンテンツを邪魔に感じるのです。
そして、ブログが休止する理由は、私的な理由になりがちです。
・今後も休止は続くのか
・休止していた理由はもう解決したのか
などなら有益な情報ですが、休止の理由までは個人的すぎて聞きたくないという場合もあるのです。
もし理由を聞かれたら、コメント欄で答えればイイ!
もし聞かれなかったら、誰もそこまで気にしてなかったということ。
そこまで気にしてた人がいたかもしれないけど、もう離れていったということ。
3.理由を書かなければ復帰できない、というプレッシャーを感じなくて済むから
あなたのブログは、誰かに頼まれて始めたものですか・・・?
それとも、自発的に始めたものですか・・・?
もし自発的に始めたブログなのだったら、いつどんな理由で休止しようが閉鎖しようが、
他の人に断る必要はありません。
好きなときに休んで、好きな時に再開していいものだと思います。
訪問者のことを、「自分が作ったブログに、たまたま訪れた人」と見なすわけです。
もちろん訪問者のことを、「読みに来てくれている人」、「大事なお客様」として扱う考え方も、正しいと思います。
ただし、その考えに捕われるあまり
・ブログを休止したせいで、迷惑をかけてないかなぁ?
・長い間休止してたから、もう来てくれないかも・・・
・どんな理由を書けば、また来てくれるようになるかなぁ?
このような考えが頭をよぎって悩むくらいだったら、もっとドライに考えた方が長続きするでしょう。
少なくとも、
・失ったお客様に戻ってきてもらうためには、ドラマティックな理由が必要だ
・なので同情を引けるように、個人的な理由まで細かく書こう
・手応えのある理由を思いつかなかったから、もうブログは再開しないでおこう
みたいなパターンは防げます。
4.同じタイトルの記事がたくさんできてしまうことになるから
ブログの各回のタイトルは重要です。
なぜなら、Google検索において、上位に来るために最も重視される部分だからです。
・「◯◯年◯月◯日 雑記」
・「ふと思ったこと」
・「おかしくね?」
みたいなタイトルにすると、もうそれだけで読まれません。
内容が良くても、そもそも他人から発見されないので、機会損失しまくることになります。
もし、再開して1発目の記事の内容を、
「更新再開したという事象そのもの」にしてしまうと、その記事に付けるタイトルが「更新再開しました」になってしまいます。
そして、また次に更新が滞って再開した時も、「再開しました」みたいなタイトルにするの・・・?
という話になります。
Googleが見つけづらいようなタイトルは、そもそも付けない。
タイトルを毎回考えるのが面倒だったら、HUNTER×HUNTERの各話タイトルみたいに、
その回を象徴する単語3つを並べる形式で決め打ちしたほうが、まだマシだと思います。
「愛×戦車×盆踊り」みたいに。
5.理由のエントリーを1つ書いただけで、更新したと錯覚して満足してしまうから
最後の理由にして、最大の理由です。
ブログを更新し続けるにはモチベーションが必要です。
ドラクエっぽくいうとテンション。
更新が止まったということは、テンションが下がったということ。
元々の理由は「多忙で時間がとれなくなった」だったとしても、最終的にはテンションが下がったから停止したはずです。
いや違う!更新する気はあるんだ!ただ時間がないだけだ!
という反論もあるかもしれません。
では、ちょっとシミュレーションしてみます。
ここに多忙で半年更新できなかった貴方のブログがあります。
今いきなり3分だけ空き時間ができたとして、その3分で更新しようという気力が湧きますか?
・・・普通は難しいと思います。
「1記事を書くのに3分以上かかるから」という理由だとしたら、とても悲しい理由です。
だって、休止して半年も経っているのに、3分で書けるようなブログに軌道修正していないということ。
つまり、「書きたくて書きたくてたまらない!」とは思ってないのです。
また、たとえ更新してた時期に1記事を3分で書き上げていたとしても、その時の3分とは感覚が違います。
どうしても、「心の準備が・・・」となります。
書かない理由を探し始めます。
ネタを収集する習慣がすでに失われていて、能力的にとっさに書けないかもしれません。
しかし、どれも言い訳の域を出ません・・・。
結局、ブログというものの優先順位が、貴方の中でそれほど下がっていたということになります。
1度止まったものを再び動かし始めるのは、こんな感じでとても大変!
すでに動いてるものよりも力が必要!
それだけの力を使って、ようやく再開した最初の記事なんです。
だからこそ大事にし、今後に繋がるような内容にすべきです。
生活ペースが「ブログなし」から「あり」に変わるのだから、時間調整がうまく行かなくて当たり前・・・。
多少無理をしてでも、ペースを早めてポンポンと記事をアップしていくことで、調子を取り戻していけましょう。
・・・なのになのに!
「再開しました」というだけの記事では、このペースを早めていく目的に全く貢献しません。
停止していた期間をマイナスをすると、「再開しました」と書いたことで、ようやく0に戻っただけです。
これがちゃんと内容のある記事だったら、0を飛び越して一気にプラスに行ってくれたのですが、
「再開しました」では単なるアナウンスであって、普段の更新並の勢いはないのです。
このような差があるにも関わらず、更新する側にとっては「再開しました」と語るだけのエントリーでも、
それなりの満足感が得られる点が問題です。
つまり、実質的に更新したとは言えない状況なのに、更新した気になってしまう。
まだまだ安全地帯じゃないのに、「やった・・・!再開できた!」と安心してしまうんです。
そこを錯覚してしまうと、油断して2回目の更新が遅れます。
なかなか加速がつかないので、3回目あたりで早くも更新が息切れしてきます。
そして、4回目の更新がされないまま再び休止状態となり、
また半年後くらいにちょっとだけ再開する、というループにハマります。
何度もサイトを作っては休止⇔再開を繰り返している、という心当たりのある方は、
毎回の理由を書かないだけで改善するかもしれません。
以上、
「休止していたサイトを再開する時に、休止の理由を書かない方が良い理由」を、5つ挙げてみました。
このブログもしばらく休止していたわけですが、そのような理由により、理由を書く予定はありません。
多くを語らないブログ・・・なんてミステリアス・・・
あんな理由やこんな理由を、自由に想像して楽しもう!




















